【 トーンカット ①トーン回路の仕組み 】の続きです。
トーンカット用に改造されたポット、所謂フルアップトーンのポットは市販されていますが、非常に単純な作業なので誰でも作れます。
ここではその方法を詳しく見てみましょう。
ポットの大きさは16mm・24mmがありますが、最初は大きい24mmの方が作業しやすいでしょう。
削る位置・幅・深さの感覚さえ掴めば、何でもない作業です。
削る位置は、無意味に狭くしようとすると加工の難易度が上がります。
さらに、ほんのちょっと回っただけで抵抗とつながるので、トーンカットの意味が無くなります。
誤作動を減らす為にも、写真の位置が妥当だと思います。
幅・深さは好みです。
個人的には、フルテンにする時に軽いクリック感が欲しいのでちょっと幅広・深めです。
深くし過ぎると引っかかって使い物にならなくなるのでほどほどにしましょう。
あと、海外の超大手メーカーだと、4分の1くらい抵抗が無い(回してもトーンが効かない)とか普通に出てきます。
加工精度が低いので、改造の際は接点浮きやワイパーの可動範囲、抵抗のズレ等を頭に入れて作業して下さい。
国産、台湾製は大丈夫です。
『トーンは100%使わないからいらないけど、余ったポットがもったいない…』という僕みたいな人は、こちらを御覧ください。
【 トーンカット ③トーンコントロール以外の使い方 】
トーンコントロール以外の改造ポット利用方法を紹介します。
トーンカット用に改造されたポット、所謂フルアップトーンのポットは市販されていますが、非常に単純な作業なので誰でも作れます。
ここではその方法を詳しく見てみましょう。
500kΩ Aカーブ 24mm |
4箇所のツメを曲げます 曲げ過ぎに注意 ラジオペンチ必須、薄いマイナスドライバーもあると確実です |
ケースを外します |
ケースの内側 トーン「9」くらいまで回すと作業し易いです |
矢印の位置を削ります (これはすでに削った状態) |
細い彫刻刀で「切れ目」を入れます 周りを傷付けないよう注意 |
下地が見えて、端子と抵抗(黒い部分)が切り離されればOK 抵抗はきちんと奥まで削りましょう |
フルテンの状態 削ったラインを接点が跨いでいます この位置で回路が切り離されます |
ケースを元に戻せば作業完了 |
削る位置・幅・深さの感覚さえ掴めば、何でもない作業です。
削る位置は、無意味に狭くしようとすると加工の難易度が上がります。
さらに、ほんのちょっと回っただけで抵抗とつながるので、トーンカットの意味が無くなります。
誤作動を減らす為にも、写真の位置が妥当だと思います。
幅・深さは好みです。
個人的には、フルテンにする時に軽いクリック感が欲しいのでちょっと幅広・深めです。
深くし過ぎると引っかかって使い物にならなくなるのでほどほどにしましょう。
あと、海外の超大手メーカーだと、4分の1くらい抵抗が無い(回してもトーンが効かない)とか普通に出てきます。
加工精度が低いので、改造の際は接点浮きやワイパーの可動範囲、抵抗のズレ等を頭に入れて作業して下さい。
国産、台湾製は大丈夫です。
『トーンは100%使わないからいらないけど、余ったポットがもったいない…』という僕みたいな人は、こちらを御覧ください。
【 トーンカット ③トーンコントロール以外の使い方 】
トーンコントロール以外の改造ポット利用方法を紹介します。
新品価格
¥798から (2015/8/29 15:49時点) |