Minimal System Groupのリバーブ、Airwalkerのレビューです。
「多分DAW付属のリバーブと同じような物だろうけど、安いし」という感じで買ったのですが、コレ、使い易いです。
プリセットは11個と少なめですが、操作はシンプルなので問題無しです。
ROOM SIZEはそのまま空間の広さのコントロールです。
ステレオトラックならWIDTHで左右の広がりを加えられます。
で、このリバーブの気に入ったところはDAMPINGとDRIVEツマミです。
DAMPINGは減衰の強さ、DRIVEは密度の調整だと思います。
この2つを上手く組み合わせてコントロールすれば、容易に多彩な空間の表現が出来ます。
単純にリバーブ音の長さや大きさではなく、ROOM SIZEに応じた自然な変化をします。
イコライザーとローパス/ハイパス・フィルターも搭載されています。
Pre Delayを独立してコントロール出来ないので、目立つパートで使うには心許ないかもしれませんが、操作が楽で動作も軽いので、特にバッキングパートは適役だと思います。
Minimal System Groupのプラグインは32bit版のみです。
Cubase(64bit)で普通に使うと音は出るのですが、プリセットを切り替えた時にツマミのポジションが反映されませんでした。
jBridgeで64bitに変換したら問題なく動作します。