2016年1月9日土曜日

MJUC (Klanghelm)

Klanghelmのコンプレッサー、MJUCのレビューです。

プリセットを2つ3つ試した段階で、「あぁ、こりゃホントにスゴイわ…」と驚きました。

音はもちろん良いのですが、これが24€ ・ 1モデル8€×3と考えると
コスパがヤバイですね。


しかしというか、やはり重い。

僕の非力なPCは緩慢なプレーを連発しました。

ちょっと良いPCに換えたくらいでは、解決する気がしないのですが…

ツマミやキャリブレーション(右上のCAL)をドラッグやホイール、直接の数値入力が出来たりと、操作自体はとても快適です。



さて、簡易版の『MJUC jr.』はあるものの、コレ自体のデモ版は存在しないので、ちょっと詳しく紹介したいと思います。 ※『MJUC jr.』のレビューはこちら




MJUC jr.同様、ロゴ(左上)をクリックすると設定画面が出てきます。



A/Bスイッチはセッティングの比較時に非常に便利です。

下の矢印で下段のコントロール画面の有無を選べます。



メーターとPOWERランプをクリックするとON/OFF(バイパス)を切り替えられます。



メーター左下の文字をクリックすると MONO/STEREO/DUAL MONOを選べます。



右下の文字をクリックするとメーターの動作を切り替えられます。


その他、GUIサイズの変更(SIZE)、オートゲインコントロール(AGC)、ノーマル/ハイクオリティ・プロセッシング切り替え(HQ)、メーター等のキャリブレーション(CAL)です。

下段のTIMBREは音質、DRIVEは歪み、SCHはサイドチェインフィルター、MIXはドライ/ウェットの比率のコントロールです。



プリセットもたくさんあります。

ドラム
ベース
ギター
キーボード
ボーカル
Mix
マスタリング
A>Bのコピーが便利ですね。



『MJUC jr.が活きが良いタイプなので、ギターの曲に合うのかが気がかりです。』
などと言いましたが、全然大丈夫です。

ホント、すみませんでした。

Hi-Fiな音からアナログライクな温かい音、歪んだダーティーな音まで何でもOKです。

どちらかというとキレイな音が得意なタイプかな、というくらいです。


公式のデモサウンドやマニュアルもあるので、こちらも参考にしてみて下さい。

デモサウンド→http://www.klanghelm.com/MJUC_audiodemos.php

マニュアル(PDF)→http://www.klanghelm.com/docs/MJUC-manual.pdf