Nebula Analogue Space Reverb |
ダーティー(褒め言葉)なので多用は禁物ですが、目立つ響きが欲しい時はまず最初にコレを試すと思います。
見た目の第一印象としては、各パラメーターの名前が何をコントロールするのかイマイチ想像つかないですよね。
実際に使ってみて、それでもなお腑に落ちないものもありますが(笑)
簡単に説明します。
・ SPACE…SMALL側は乱反射が多くぼやけた音に、LARGE側は逆にスッキリした単純な響きになります。
・ DISTANCE…プリディレイのタイムの調整です。
・ REFLECTION…右に回すほど、書いてある通りメタリックな響きになります。
リングモジュレータ並にエグくすることも可能です。
・ MOTION…リバーブ音に揺らぎを加えます。
簡単に言えば、コーラスです。
右に回しきると、結構深く揺れます。
・ SPACE TIME…TIMEとありますが、時間というよりもリバーブ音の響きの量の調整だと思います。
SMALLにするとただのディレイ、初期反射の音だけになります。
・ TRIM…全体の音量の調整です。
・ ANALOGUE…『Analogue Space Reverb』なので、コイツがキーになるのかと思っていましたが、そんなに効きは強くないです。
右に回すと、少しだけ温かみというか豊かというか、良い意味で音がぼやけます。
『RAND±』なので、響きの規則性の調整ということでしょうか?
後は見ての通りです。
ここのリバーブはどれもステレオ感をコントロール出来るのが便利です。
プリセットは20個です。
かなり多彩な音を出せるので、優柔不断な人は困るかもしれません(自分のコト)
しっかり「使える音」を出してくれるタイプなので、触っていて楽しいと思います。
Minimal System Groupのプラグインは32bit版のみです。
Cubase(64bit)で普通に使うと音は出るのですが、プリセットを切り替えた時にツマミのポジションが反映されませんでした。
jBridgeで64bitに変換したら問題なく動作します。