濃密、という言葉がしっくり来ます。
音の数が少ない場面でも、しっかり演出をしてくれます。
アコースティック・ギターやピアノ単独のイントロで使いたいですね。
特にRoomとHallの密度となめらかさは秀逸で、響きの存在感はPlate以上です。
普通はプレート・リバーブの方が賑やかになるのですが、逆ですね。
周りの音との馴染ませやすさも、Plateの方が上かもしれません。
(もちろん、設定によりけりですが)
プリセットの数はまあまあでしょうか。
もうちょっと多くてもいいんじゃないの?とは思いますが、同じセッティングでインサート用とセンド用(MIX100%)が用意してあるのはとても良いところ。
Room |
Hall |
Plate |
Inverse |
また、基本的なコントロールのみの「Easy」モードと、より細かいコントロールが可能な「Advanced」モードを切り替えられます。
4つのリバーブで微妙にパラメーターが異なります。
Easyモード |
Advancedモード 「I/O」 |
Advancedモード 「TIME」 |
Advancedモード 「REVERB」 |
Advancedモード 「COLOR」 |
Advancedモード 「REFLEC」 |
Advancedモード 「ECHO」 |
Advancedモード 「MOD」 |
Advancedモード 「MACRO」 |
Easyモードは複雑な操作は不要ですし、逆にAdvancedモードを使えばかなり凝った音作りが出来るので、様々な状況に対応出来ます。
音の傾向としては、良くも悪くもやや派手なタイプです。
しかし、この生々しさは同じ価格帯の中では抜群だと思います。
持っているリバーブの中では、VALHALLA VINTAGEVERB (Valhalla DSP)との使い分けになりそうです。
反響音の「リアルさ」という点でコンボリューション・リバーブには敵わないのですが、音楽的な「演出」の面では、アルゴリズム系リバーブにはアルゴリズム系リバーブなりの良さがあります。
リアルなら良い・優れているという単純な話では無いのがリバーブの面白いところかと。
(コンボリューション・リバーブを使いこなせない負け惜しみではないつもり)
このCSRも、音はもちろんのこと、コントロールのしやすさやPCへの負荷の小ささ等、『使える』要素がたくさんあります。
定価でもコスパが良いのですが、セールやグループ・バイで購入すればさらにお得です。
セール情報はこちら↓
Follow @teamwworks
新品価格
¥19,800から (2016/2/21 20:11時点) |
新品価格
¥12,800から (2016/2/21 20:26時点) |
IK MULTIMEDIA Total Studio 3 (サウンドハウス)
OVERLOUD BREVERB2 (サウンドハウス)