ちなみにシグナルフローは
Gate
↓
Compressor
↓
Drum Selector
↓
Modeling Convolver
↓
Lows EQ
↓
Highs EQ
↓
Tube Saturation
↓
Solid State Saturation
↓
Reverb Convolver
↓
HP / LP Filters
↓
DLA2A NF Compressor
↓
Clipper
となっているようなので、順番に見てみましょう。
ゲート
Relaxed/Moderate/Aggressive/E-Fast/E-Relaxed/E-Gentleの6つのモードを選択可能です。
それぞれアタック/リリースのセッティングが異なります。
コンプレッサー
Natural/Vintage/Modern/Pumper/Impact/Punchy/Dirtyの7つのモードを選択可能です。
それぞれレシオ/アタック/リリースのセッティングが異なります。
右上のMIXでドライ/ウエットのバランスをコントロール出来ます。
ドラム・セレクター
それぞれのキットに適したイコライザー(ロー/ハイ)の設定を呼び出します。
バイパスするとフラットになります。
詳しくは下のイコライザーのところで。
真空管/テープ/トランス(変圧器)のIR(Impulse Response)を選択します。
「通しただけで音が変わる」的なアレをコントロールするイメージでしょうか(適当)
これ自体はダイナミックな変化はしませんが、この後のイコライジング/ハーモニクスのコントロールの鍵になっている気がします…
イコライザー(ロー/ハイ)
上記のドラム・セレクターで選んだ項目によって、イコライザーのモードの選択肢、ピーク等が変化します。KICK 1/2 選択時 |
SNARE 1/2 選択時 |
TOM 1/2 選択時 |
HIHAT 選択時 |
OVERHEAD 選択時 |
DRUM SET / BYPASS 選択時 |
サチュレーターですが、それぞれ独立して使える(つまり同時に2つ使える)のが面白いです。
リバーブ
コンボリューション・リバーブですが、自由にIRを使えるわけではありません。
内蔵されているBerlin/Paris/Los Angeles/Manhattan/Tokyo/Londonから選択できます。
HPF:20Hz - 2kHzから下をカット、LPF:2kHz - 22kHzから上をカットします。
Bus DriverのDLA2A NF コンプレッサー(光学式)を搭載しています。
MIXはドライ/ウエットのバランスをコントロール、C/Lはレシオ(コンプ/リミッター)の切り替え、○/∞はモノラル/ステレオモードの選択です。
(ステレオモードは完全なステレオ/デュアルモノコンプではなく、ステレオ→モノラルに変換&処理→ステレオに分割して出力するみたいです)
クリッパー
突っ込み過ぎても-0.1 dBにリミッティングしてくれます。
Hard(-0.5dB~リダクション)またはSoft(-5dB~リダクション)を選択できます。
以上、ほぼマニュアルに書いてあることをまとめただけですが、参考になればと思います。
僕はドラムだけだとわからないのでギターにも使ってみました。
クリーン・トーンや、特にアコースティックギターは相性が良いと思います。
見た目はやや複雑そうですが、それぞれのパラメーターの内容はシンプルです。
プリセットも各キット・ドラム全体のものと用意されているので、気軽に触ってみましょう。
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