まず無印「BIAS AMP Standard」との違いですが、
・刷新されたチューブ、トランス、ダイナミック・トーンコントロール
・再設計されたスピーカーキャビネット・モジュール
・マイクの種類が増え、デュアル・マイキングも可能に
・信号をリアルタイムで周波数表示するRTA EQ モジュールを追加
・Ver.1.6で追加されたリバーブ機能も強化
ざっくりと、こんな感じでしょうか。
これらは全グレード共通です。
ここで正直に先代の不満をあげるとすれば、
・クリーンとディストーションは良いけど、その間がちょっと弱い
・モデリングがもう少し…(例えば歪みのキャラクター不足)
・アンプ部分に比べてキャビネット/マイク部分が貧弱過ぎる
といったところがあったのですが、BIAS AMP 2になって全て解消されました。
もともと音は非常に良かったのですが、さらに奥行・立体感の表現が繊細になった印象です。
歪みの少ない真空管等も追加され、歪みのキャラクター/バリエーションにも幅があります。
アンプ部分だけ見ても、より凝った音作りが可能になりました。
キャビネット/マイクに関しては、明らかに他のアンプシミュレーターに負けていましたが、
強力なアンプモジュールに見合う性能になったと思います。
「BIAS Cabinet」出してくれないかな~と思っていたのですが、必要なくなりましたね。
続いてBIAS AMP 2 Professionalの新機能は、
・新しいAmp Match機能
・100種類の新Amp Matchプリセット
・Blues&Bass拡張パック
・新しいIRローダー・ファイルマネージャー
となっています。
Amp Matchは、オーディオファイルをインポートするだけそのサウンドを再現可能になっています。
また、Glassy・Crunch・Insaneに加えてBlues・Bass拡張パックが追加されます。
そして自前のIRファイルも使えたりと(Standard版は不可)、
コスパはProfessionalが最も優れているんじゃないでしょうか。
値段は倍ですが、機能的にはもっと大きな差があると思います。
最後はBIAS AMP 2 Eliteですが、先に各グレードの比較表を↓
(Modern Vintage Cabsは拡張パックらしいです)
『これだけで$100はちょっとなぁ…』というのが、まぁ正直な印象です。
しかし、これがまた自分がイメージしていた「BIAS Cabinet」にかなり近いものなんですよね~
BIAS AMP 2(Professional)を使ってみて、予想より遥かに好感触なので、いずれは全部揃えたいと思っています。
セールで安くなってくれれば…
ここからは、BIAS AMP 2の関連情報まとめです。
レビューは先代BIAS AMPのものが多いですが、基本は同じなので参考・比較に良いかと。
Positive Grid(英語)
https://www.positivegrid.com/bias-amp/
Media Integration
http://www.minet.jp/brand/positivegrid/bias-amp/
BIAS AMP 2 各ラインナップ比較他製品情報
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2018/01/121052
BIAS AMP 2 新機能紹介
http://dg.ishibashi.co.jp/?p=29495
BIAS AMP 2 まとめ
https://puyonchi.com/bias-amp2/
BIASシリーズレビュー
http://www.minet.jp/contents/article/bias_kenji_suzuki/
BIAS AMP Desktop レビュー
https://dawlesson.net/review/2016_biasamp/
https://dawlesson.net/review/2016_biasamp2/
BIAS AMP パラメーター紹介
http://site2913.com/music/positivegrid-bias/
代理店で購入した場合の参考に
https://arynco.com/creation/bias-fx-extend-activate/
BIAS AMP/BIAS AMP 2共にエフェクターが内蔵されていないので、まぁ当然ブースターは使えません。— ギタリストのDTM (@teamwworks) 2018年2月2日
しかし、挿入個所を自由に選べるEQがあるので、プリアンプの前に放り込めばブースターとして使えます。
これが結構ピーキーなセッティングが可能なので、ワウ途中止めに近い音も作れます。 pic.twitter.com/L2O1iJe7G9
ノイズゲート、ブースターとして使えるEQ、そしてリバーブも搭載されているので、スタンドアロンでちょっと立ち上げて使いたい時でも基本的な音作りは可能です。— ギタリストのDTM (@teamwworks) 2018年2月2日
あとはチューナーさえあればなぁ、と…
定番、Ola Englund先生
SweetwaterSound 色んな音を聴けます
Blues拡張パック
再生開始時音量注意